目的
コミュニケーションとコラボレーションを効果的に行う
メールのセキュリティとプライバシーを強化する
活動資金を集める
認知度を高める
写真提供
Crime Victims Treatment Center
被害者のケアにはさまざまな形態があり、包括的なアプローチが必要になります。CVTC では、暴力の被害に遭った人々に対して幅広い治療サービスを無償で提供しています。被害者のことを第一に考え、さまざまな分野にわたるパートナーと協力し、支援にあたる人々に対してトレーニングを提供しています。法令を徐々に整えるよう働きかけたり地域的な取り組みを促したりすることで、暴力に対する文化的規範のあり方を変え、明確な社会正義を確立すべく取り組んでいます。
課題
CVTC はそのミッションの実現に向け、大勢のボランティアとのネットワークを管理し、ボランティアとのつながりを深めることを必要としています。また、被害者の連絡先情報やメール通信データを安全に管理できるソリューションや、新しく助成金の申請を行う際に複数のグラント ライター(助成金申請書を記載する担当者)がスムーズに共同作業を行うことのできる信頼性に優れたシステムも必要です。
ストーリー
CVTC では、家庭内暴力や性的暴行、子供への性的虐待など、あらゆる形の暴力や犯罪の被害者のケアに Google ツールを利用するようになりました。Google フォームを使ってペーパーレスのボランティア管理システムを構築し、Google ドキュメントを利用して助成金申請書を共同で作成し、Google Workspace を使って HIPAA を遵守したカスタム インスタンスにすべてのメールを保存しています。また、Meet や YouTube を活用し、幅広いオーディエンスに向けて活動内容やミッションに関するメッセージを届けています。
「テクノロジーへの投資は、これまでにはなかった選択肢です。Google for Nonprofits を利用することで、費用を心配することなく、お金をかけずに本当に必要なテクノロジーへの投資が実現しました。」
アシスタント ディレクター、クリストファー ブロムソン氏
結果
CVTC は、Google for Nonprofits を利用することで、守秘性が求められるデータを安全かつ体系的に管理できるようになり、ボランティアの登録手続きもシンプルなものにすることができました。また、YouTube を使ったプロモーションを進めており、2014 年に Broadway Unlocked を通じてイベントを配信した際は、40,000 ドルを超える募金を集めることに成功しています。このようにさまざまなサービスを活用することで、社会に変化をもたらす活動をより容易に継続できるようになっています。